ヨガる。

『 No meditaion No life 』   抵抗せずに、判断せずに、執着せずに・・・調和する 

【映画】ファイトクラブ エゴの可視化 と 資本主義への攻撃 ブラッド ピット ・ エドワード ノートン

 

 

あけまして おめでとうございます。

 

沖縄のあまりの暖かさに、全く正月気分もなく

正月とは関係ない映画のことを思いだしました。

 

 

今読んでいる本、

「いま 世界の哲学者が 考えていること」

の宗教についての章にこんなくだりがありました。

 

その変化を象徴するできごとが、2001年9月11日に発生しました。

近代世界(グローバル金融資本)の中心地ニューヨークで、

ダン建築を究極までに突きつめた世界貿易センターびるに、

イスラム原理主義のテロリストたちが攻撃を加えたのです。

   「いま 世界の哲学者が 考えていること」 より

 

まあ、よく聞くくだりではありますが、

 

この話を聞くと、いつも映画「ファイトクラブ」の結末を思いだします。

ファイトクラブ 1999年制作)

 

この映画は911の前に公開されていますが、

ラストシーンについて「あれは資本主義の崩壊(への攻撃だ)」

と述べていた含蓄のある友人の言葉をいつも思いだします。

最近飲んでいて、この話をしたら「覚えていない」と言っていました。

 

それと、私はこの映画を見たことが切っ掛けで、

「自分を見失っている」ことに気が付き、

当時の仕事をやめることにしました。

今思えば、「抑うつ」状態だったと思う。

 

多くの人に見てほしい映画なので、

ネタバレにならないように勧めたい。

 

ちょど今私がヨガで瞑想や呼吸法をやりながら

対峙している「エゴ」についての映画でもあったと

はっと、気づかされた。

思えば映画って「エゴ」についての物語ばかりだけど。

 

預言的な内容と、深く心に潜っていく映画でありながら、

かっこよさも兼ねそろえた映画だと思っている。

オレ映画、ベスト10にも入る。

 

 

社会のストレス・格差・テロ・粗悪な製品そしてエゴ。

すべて、あれから16年近く経ったいまでも存在し、

さらに悪化している問題でもある。

 

 

そんなに、難しく考えなくてもいいので、

一番カッコいい(と思われる)ブラピとエドワードノートンを見たい!

くらいの軽い感じでの鑑賞もOK。

 

 

今でも、アレ(主人公)は俺だな・・・

と思える映画です。