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『 No meditaion No life 』   抵抗せずに、判断せずに、執着せずに・・・調和する 

たのんでいないのに、勝手にだされて、お金まで請求される!琉球新報記事

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たのんでないのに、勝手に出された上に、お金まで請求される。

 

私たちは慣れてしまって気が付かない「お通し」。

外国人観光客にとっては、とても変な慣習に思えるらしい。

 

「時価」で表記される魚料理の価格が予想を超える高額になる例や、多言語での説明がないため「お通し代」「テーブルチャージ」を徴収されて困惑する例がある。

   琉球新報 下記リンク記事より引用

 

ryukyushimpo.jp

 

  

日本人にとっては普通だけど…

 

居酒屋などに行くと、「お通し」は出てくるのがあたりまえ。

最後はみんなで割り勘なので、今ではもう気にすることが無かった

「お通し」「テーブルチャージ」の料金。

いつも安居酒屋でのんでいるから、気にならない。

 

しかし「お通し」の習慣のない外国人にとっては、

 「たのんでいないのに、勝手にだされて、お金まで請求される!」

と、違和感を感じるのも理解できる。

まあ、「ぼったくり…」と思う人もいるだろうね。

 

また、「お通し」代は300円~500円位の額なので、(当たっている?金額)

日本人からすると、そこまで大きな問題ではないと思いがちだけど、

為替レートからすると「円」は他の通貨と比べても結構高いと思う。

 

観光客の自国の通貨価値からすると「お通し」だけで、

1000円~1500円くらいの価値になるかもしれないし(あくまで予想金額)、 

それが家族旅行となると、それなりの金額になる可能性もある。

 

私たち、日本人が気づかない問題があるかもしれない。

 

 

日本人が外国(特に欧米)で支払時・値段が分からず困ること

「お通し」なんて、小さなこと言うなよ~と言いたくなるかもしれないけれど、

 日本人が外国で値段が分からず困惑することとして「チップ制度」がある。

 

アメリカでレストランなどに行くと、ウェイター・ウェイトレスに食事代の

何パーセントかを、お会計とは別にテーブルに置いておくんだよね。

(目安は15%だっけか? ウエイターたちは自給が低く設定されている

らしく、チップは重要な収入源らしい)

 

余談:

私はアメリカで「テッパンヤキ」のシェフのバイトをしたことがあるけど、

その時には、テーブルについたウエイター・ウエイトレスがチップを総取りして、

シェフにチップを分けてくれた。

もちろん、性格がいいヤツは多く分けてくれるし、そいでない人もいる。

 

レストランならチップの利率が決まっていていいんだけど、

一度、旅先で車が壊れてトーイング(牽引)してもらったことがある。

 

かなりの距離だったので、何百ドル(数万円)かかかったのと、

牽引なんて人生初めてだし、どのくらいのチップを払えばいいのか、

相場がまったく分からなくて困った。

 

仕方がないので、牽引してもらっているアメリカ人に

「牽引なんて初めてだし、おれジャパニーズ。

 チップはいくら払えばいいかわからない、教えて」率直に尋ねた。

 

すると

「それ(チップ)は気持ちだから、(いくらくれとは)オレは言えない」

との返答。

英語カトコト日本人に、ぼったくらなかっただけでも、今思えば、いいヤツだったのかもね。

しかし、チップ文化のない日本人からすると、「1円も払いたくない」のが本音。

だって、ちゃんと牽引代は払ったし、チップ文化って知らんし。

 

本当にいくら払えばいいのか分からず、かなり困った。

結局、牽引代が高額だったので、10%くらいのチップをあげたと思う。

 

いまだに、そのチップの金額が妥当かどうかわからなくて、 

「とりあえずレストラン方式の15%くらいは払っておけば良かった…のか」

と、モヤモヤした気持ちがまだ残っている。

いいヤツだったので、「チップ少ない」とガッカリさせなかったか心配。 

 

 

まとめ

  

外国旅行のだいご味の一つは、違う文化を経験し堪能することだと思う。

 

「ワオ!」「オドロキ!!」が多いほど楽しめる。

 

だだしお金に関しては、安いの「ワオ!」はいいけれど、

予想外に高額であった場合は問題である。

人間だれも損はしたくない。特に予想外(想定外)の損はいやだ。

 

外国人観光客には、純粋に日本を楽しんでもらいたい。

そして贅沢(本音)を言えば、お金をもたくさん使って楽しんでもらいたい。

 

気持ちよくお金を使ってもらうためには、信頼のある料金提示が重要。

 

 相手がしっかりと理解できる様な情報開示(「お通し」の値段表示)が大事。

 

それ「お通し」を注文するかしないかを選べる。選択肢も広がるといいと思う。

※「お通し」を出したいお店は、その旨を情報開示すれバいいと思う。

 出す出さないはお店の方針でまったく問題なし。

 

日本って、その独自の文化以外にも

治安がいいとか、ぼったくりが少ないとか、

安心して旅行ができることも大きな魅力だと思う。

 

なので、「お通し」や「時価」にも、ちゃんと値段を表示し、

お客さんが安心して支払いができるような環境をもっと作って行けば、

さらに、日本の魅力が増すと思います。

 

 

居酒屋で「お通し」より、私が気になること

 

 

個人的には、もう慣れってしまって、「お通し」代は気にしていないけど、

「お通し」を取らない選択肢があると助かるね。

 

それより気になるのが、水代やら氷代、グラス代など見えにくいチャージ代。

特に沖縄は、泡盛を飲む機会が多いので氷や水をよく注文(取替えてもらう)する。

 

そんなに注文していないのに、会計の時に、なんだか高く払っている

感覚になる居酒屋がある。

 

よく内容を確認すると、上の見えないチャージ代でけっこう取られている。

こうなると気持ちがよくない、単純に損した気分になる

 

ビジネスは、それが100円だろうと、100万円だろうと

「払った料金より得した!」って思わせることが大事だと思う。

それが、リピートにつながると思うんだけどね。

 

結局、そんなお店には今はもういっていない。

 

 

「そんな国には もう行かない」とならないように色んなことが、

改善されていくといいですね。