Who Owns Yoga? アルジャジーラのヨガ番組の紹介。ヨガと英語
ヨガはだれのモノ?
ネイキッド(裸)ヨガ・笑いヨガ・とか なんか色々ヨガがあるんだけど、
「どこまでがヨガなのかわからない?」って人多いと思う。
ヨガの魅力は、その間口の広さでもあるけれど、あまりにも種類が多い。
ヨガ=健康 のイメージが定着しているからなのか、
「~ストレッチ・~エクササイズ」=「~ヨガ」とうたっている。
特に欧米でもその傾向が強いようで、その疑問に答えるべく作られたのがこの番組。
「Who Owns Yoga?(ヨガはだれのモノ)」
カタールの衛星テレビ局「アル ジャジーラ」制作のヨガ番組。
スウェーデン生まれのインド人(インド育ち)「バハヌ」さんが「ヨガは誰のモノ?」
を探しながら、主にアメリカを回って色んなヨガの先生らに会いにいきます。
最後はインドにも行きますよ。
内 容
まず、アーサナ(ポーズ)を競い合う大会(ロンドン)から始まります。
まるで、体操(スポーツ)競技の大会の様相。
ボクシングヨガ・ヴォーギングヨガ(ヴォーグダンス)・・・・
ハイブリッドなヨガがどんどん出てきます。
ハイブリット・・・異種のものを組み合わせたもの
次はアメリカ
リーボックがスポンサーとなっているヨガモデルの女性も出てきます。
コマーシャルヨガ(商業ヨガ)かな。「禅はいらねぇ!」とコマーシャルで言っているので、バアヌ君に突っ込まれています。
カリフォルニアの砂漠にある教会(キリスト教)では、ヨガのポーズをとりながら聖書の一説を唱えます。
学校でヨガを教えることは宗教を教えることになる!と言った訴訟問題も紹介されます。
元WWFのプロレスラーが創設した「DDPヨガ」も登場。
まるで美木良介のロングブレス見たい。ロングブレスヨガ
元ビクラムヨガ講師、インターネットヨガ、ブラジル生まれのダルマヨガ先生、jivamukti yogaの創設者夫婦。
jivamukti yogaはヒッピーじゃないか!
と、お腹がいっぱいになったところで本家インドに飛びます。
インドでは、
スワミ ラムデブ・ジャギ ヴァスデヴのヨガの先生へのインタビュー。
そして最後は、「バハヌ」さんの普通の友達(インド人)へのインタビューで締めくくられます。
地に足が付いた感じ。
ここで、少し個人的な意見を述べさせてもらうと、もちろんヨガは「だれのモノでもなく、みんなのモノ」。地球みたいだな
だからって、なんでもかんでも「ヨガ」ってつけるのはどうしたものか。
私にとってヨガって「生き方」であり、何千年も昔から引き継がれてきたヨガの技術を使いながら、心と体をしっかりと繋ぎ、幸せに生きることです。 あわよくば悟りたい
なので、健康によさそうだから、身体に良いからと言う理由だけで「ヨガ」と言い切ると、習う方が混乱すると思う。
私もアーサナ中心のヨガから、今のヨガに来た(導かれた)ので、間口が広いのは良い。
ヨガの懐の広さも素晴らしい一面だと実感している。
折しも、ヨガって地球見たい…と書いたけれど、だらからヨガを自分だけのものにしてはいけないのだろう。
ヨガで生活をしたり、お金儲けをしても全然いいと思う。
ただし、ヨガを通して「人のため・自分のため」のバランスがあるのなら、少しでもいいから「人のため」の比率を多くした方がヨガ的な気もする。
実は、「人のために」できる人は結局「自分のため」になっているという、パラドックス(逆説)になっている。
簡単に言ってみると「自分の中に徳が積まれている」感じかな?
人のため が 自分のために、自分のため が 人のため・・・とぐるぐるぐるぐる・・・(ちびくろサンボの虎のように)、溶けてバターになった時(一つになった!)、幸せになりそうな気がする。
日本語字幕はありません
ここまで、説明してきてなんですが、日本語字幕はありません。
バハヌさんの英語は聴きやすいのですが、上級レベルとヨガ好きでないと
理解は難しいと思います。
今回の視聴は3回目の私(英語中級・ヨガ大好き)だと6割位の理解は可能。
まあ、楽しめる。
英語を学びたいヨギー(どのくらいいるのか?)であれば、
楽しく見られる番組だと思います。