ヨガる。

『 No meditaion No life 』   抵抗せずに、判断せずに、執着せずに・・・調和する 

【ディズニー映画】ズートピア アメリカ社会をテーマとしながらも、ジュディ(ウサギ)とニック(きつね)の刑事バディもの娯楽作品。

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映画「ズートピア」とても面白かった。

(2016年 公開)

 

土日にかけて、

ズートピア」→「ハリー・ポッター 炎のゴブレット」→

キャプテンアメリカ シビル ウォー」 と、3本連続で大当たり映画に当たり幸せ気分。

前にラッシュアワー2を見たおかげでバランスが取れたのでしょうか?

(炎のゴブレットはまあまあだったけど、ポッタークオリティは保証できます)

 

www.yogaru.info

 

 

 

まだ見ていない人も、もう見た人も、

町山智浩 ズートピア」でググって、

TBSラジオ「たまむすび」での音声(解説)を探してください。

 

深く、この映画の内容を知ることができます(必聴です)。

※僕はいつも町山さんの映画話で予習復習をしています。

 

映画「ゴッドファーザー」を見たことない人は、

Opening Scene Godfather」もググって動画をチェック。

(3:45あたりから)

あのネズミ親分が誰のマネをしているのかわかります。

ゴッドファーザー」は超名作です。ぜひ見てね。

 

 

このお話しは、刑事バディーモノ(相棒)で、

犯人捜し(謎解き)をするのですが、内容は難しくありません。

ちょっとしたヒネリもありますよ。

 

ただし、町山さんの解説でもあったように、

アメリカの人種問題が下敷き(テーマ)となっているので、

僕は興味深く見ることができました。

個人的に人種問題や差別に関するテーマには、心が惹かれます(興味を抱きます)。

 

 

内容とは別に、

色々な動物が、その特徴を活かしながら、

同じ都市(ズートピア)に生活する様が面白い。

 

小さい動物、大きい動物、水に住む動物、動きが鈍い動物たちが

適材適所に配置されていて、物語を盛り上げてくれます。

あの、動きが鈍い「ナマケモノ」のシーンも最高!スリムクラブの二人を思いだしました。

昔、いじめっ子だったキツネが、田舎なまりのオッチャンになっているのも面白かった。

 

 

さらに、凝った背景描写も多岐にわたります。

 

アメリカの田舎、都市、下町っぽいところ、自然博物館、地下鉄、

砂漠、ツンドラ(雪)、熱帯雨林

都市内部はNYぽっいですね、地下鉄の入口や博物館なんか見ると。

都市の外からの見た感じはサンフランシスコかな。

 

場面が次々と変わる度に、

わくわくする世界観が展開するので、

ずっと楽しく鑑賞できました。

個人的には都市部が好きです。

 

 

 

 そして、魅力的なのが主人公の二人。

 

ジュディ(ウサギ)

劇中では名前以外に「バニー」「ラビット」「キャロット」などと呼ばれていた。

顔もかわいいのですが(本当はカワイイと言ってはいけないケド)、

耳が垂れている時には髪の毛みたいで、

そこもカワイイ。

娘を見ているお父さん視点からの「カワイイ」だからね!

 

彼女は警察学校を卒業したての20代前半の設定だと思いますが、

声優の特徴と、その年齢(30代後半)なのか、

とても落ち着いた声質だったので、

芯のある、自立した女性としての印象を受けます。

声優は女優の「ジェニファー・グッドウィン」さんです。

 

警察学校で頑張っている小柄なジュディを見たときに、

羊たちの沈黙」の劇中でトレーニングをするジョディ・フォスターを思い浮かべました。

 

 

 

もう一人はキツネのニック。

 

目も半開きで、たんたんとした(冷めている)話し方。

頭が切れ、やさ男風のアウロトー。

社会への期待を捨てている無頼漢ぶりがかっこいい。

 

声優は「ジェイソン・ベイトマン」ですが、

なぜか僕の頭の中では

ジョージ クルーニー」に変換されてしまいます。

 

ん?と思って調べてみると、

ファンタスティック Mr.FOXウェス・アンダーソン監督)

のキツネの声優がクルーニーでした。

キツネのキャラも泥棒だったので似ています。

 

ジェイソン ベイトマンは僕の大好きな映画、

宇宙人ポール」の追いかけてくる謎の人物ですね!

 

 

 

とまあ、このような楽しいディズニーアニメーション。

 

年に一回は見返してもいいかな!と思わせる映画でした。

(英語の勉強も兼ねてネ)

ストーリーが単純で、ドラマ性があるところも個人的には好みです。

 

隠れキャラもたくさんいるらしいので、

見返す時の楽しみも盛りだくさんあるようです。

 

町山さんの解説を踏まえて、

子どもたちにストーリの背景を教えてから見ると、

親子でさらに深く楽しめる映画だと思います!